オジェ村新生 ビオディナミシャンパーニュ

2008年にカンタン・ヴァンシーによって生まれ変わって誕生した新生ドメーヌ。オジェとメニル・シュール・オジェに4haの畑を持ち、ビオディナミで耕作されています。

ナチュラルな醸造にこだわり、その品質の高さから、ルクレール・ブリアンやド・スーザという厳格なビオディナミのネゴシアンがドメーヌ・ヴァンシーのブドウを購入するほどです。

平均樹齢60年のブドウを使ったアッサンブラージュ・キュヴェ

霜の影響で単一キュヴェを醸造するだけのブドウが収穫できなかったため、グラン・ジャルダン用のブドウを、オジェのその他の複数のリューディのブドウとアッサンブラーシュして2017年にのみ唯一造られたキュヴェ。平均樹齢60年のブドウをアッサンブラージュしています。

発酵はブルゴーニュ産のバリック(新樽は使用しない)で行い、2018年9月にティラージュ、2022年2月にデゴルジュマン。マチュラション・シュール・リーの期間は42ヶ月。ドザージュは1g/Lで、総生産量は8,927本です。

リンゴや花梨、マルメロなどの芳醇な香りが広がり、微かにミネラルのニュアンスを感じます。アタックは柔らかく、旨味の乗った口中にはアプリコットのヒントが感じられます。ジューシーなフィニッシュには、グレープフルーツや核果実のノートが⾧く余韻に残ります。