セル・シュル・ウルス村を牽引するレコルタン・マニピュラン

アルノー・ド・シューランはシャンパーニュ地方、コート・デ・バール地区のセル・シュル・ウルスに位置するシャンパンメーカーです。

この地域では、大手シャンパンメゾンに原料葡萄を提供するぶどう栽培家が多かった地区ですが、近年はシャンパーニュ造りまで手掛けるRM生産者が続出し、互いに品質を競い合っています。

その中でも農薬、化学肥料は極力使用しないリュット・レゾネ農法を実践するなど、リーダーシップをとる存在として注目されています。

丁寧なシャンパーニュ造りに裏打ちされた確かな品質

石灰質土壌で日当たりの良い斜面に6.5haの自社畑を持ち、収穫は全て手摘みで行っています。ここから収穫した葡萄を使って毎年平均50,000本のシャンパーニュを生み出しています。瓶内二次発酵は３〜４年と長く、複雜なニュアンスとなります。

ワイン全般にピノ・ノワールの比率が高く、苺を基調とするベリー系の香味に代表される、この地のピノ・ノワールの味わいの特徴が良く出ています。