家族経営を貫き、品質にこだわったシャンパーニュ造りを続けるA.R.ルノーブル。化学肥料の使用を止め、可能な限り自然に添ったアプローチでサスティナブルな畑造りを追求。区画毎の丁寧な醸造を行い、ブリュット・ナチュールが流行する以前の90年代より低ドサージュ量を実践しています。

メゾンのオリジナリティに溢れるロゼ・シャンパーニュがこちら。
コート・デ・ブラン地区のグランクリュ・シュイィで収穫したシャルドネを主体に、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のプルミエクリュ・ビスイユのピノ・ノワールを合わせた独自のブレンド。
2012年産のベースワインにヴァン・ド・レゼルヴを35％加え、20％の比率で樽での醸造を行っています。ドサージュは僅か3g/l。

アロマはデリケートながらも多彩。オレンジピールやフランボワーズに炒ったアーモンド、ジンジャーのヒント。口に含むとより複雑でアロマティックさを増します。新鮮なベリーのフレーバーを纏いながらも、確かなミネラリティと酸を感じる引き締まった味わいが魅力。

力強さと気品を精緻なバランスで表現する事により、2つのテロワールの輪郭を見事に浮かび上がらせています。