フルーティー&ピュア。新進気鋭ティエノが来社。
アカデミー賞公式シャンパーニュに採用され、近年非常に注目を集める新進気鋭のシャンパーニュ・メゾン、ティエノ。
設立者アラン・ティエノ氏の息子で、現在メゾンの指揮を執りながらアンバサダーを務めるスタニスラス氏が来日。贅沢なテイスティング・セミナーを開催していただきました。
スタニスラス氏が語るティエノの特徴は、明確かつシンプル。「酸化のニュアンスを一切排除する事。フルーティーさとピュアさを重視したシャンパーニュ造りを追求しています。」
その特徴を維持するには、ブドウ本来の力と醸造面でのきめ細やかな配慮が求められます。これは独自のブドウ供給ルートを持ち、量より質にこだわるティエノだからこそ実現できる事です。
テイスティング
Brut (ブリュット)
『フィネスとピュアな果実味』というメゾンのスタイルを体現するシグネチャー。 豊かなたっぷりとした香り。レモン、黄色系果実、ミルフィーユに蜂蜜。スワリングするとミネラル感が感じ取れます。力強い果実味と共にしっかりとした酸があり、フレッシュで繊細な味わい。
Rosé Brut (ロゼ ブリュット)
スタニスラス氏は「デリケートかつ純粋なロゼを目指した」とコメント。柔らかなサーモンピンクと美しい泡立ち。プルミエクリュであるキュミエールの赤ワインがブレンドされ、爽やかさの中に野イチゴの風味と滑らかなタンニンを感じます。
Vintage Brut 2006 (ヴィンテージ ブリュット 2006)
ティエノの素晴らしいシャンパーニュ造りを特に感じたのがヴィンテージ・キュヴェ。 パイナップルのコンポートや熟した桃のアロマ、イーストが醸す香ばしさが上質な熟成感を感じさせます。果実の凝縮感とフレッシュさが非常にエレガントに楽しめます。
Cuvée Stanislas Blanc de Blancs 2006 (キュヴェ・スタニスラス ブラン・ド・ブラン 2006)
来日されているスタニスラス氏自身の名前を冠したヴィンテージのブラン・ド・ブラン。 熟れたアプリコット、アップルパイなどの魅惑的な香り。フルーティーさと細やかな酸が広がり、長い余韻と共にゆっくりと消えて行きます。
Cuvée Garance Blanc de Noirs 2007 (キュヴェ・ガランス ブラン・ド・ノワール 2007)
アラン・ティエノの愛娘の名前に由来したヴィンテージのブラン・ド・ノワール。濃い目のゴールド。「マーマレードの香りに葉巻のようなニュアンスもあるでしょう?」とスタニスラス氏が語る通り、ボリューム感のある香りに複雑さもある実に繊細なスタイルです。
Cuvée Alain Thiénot 2007 (キュヴェ・アラン・ティエノ 2007)
アラン・ティエノ自身の名前が付けられたフラッグシップ・キュヴェ。少し焦がしたようなスモーキーな香りから、フルーツのコンポートなどの豊富なアロマへと変化。新鮮でふくよかな 味わいは心地良い酸とミネラリティを伴ってうっとりするようなフィニッシュを迎えます。
テイスティングを通して感じたのは、凝縮した果実感とバランスの素晴らしさ。ノン・ヴィンテージのレベルを遥かに上回る品質の高さ、ヴィンテージ・キュヴェの繊細さとコクに驚かされました。
スタニスラス氏が語るメゾンの強みは、やはり父であるアラン・ティエノ氏の独自の経歴と言います。
「クルティエ時代に大手メゾンのシェフ・ド・カーヴと関係を深め、グローワーとじっくり話し合い、ブドウの本質やその哲学を学びました。父はシャンパーニュ業界の長所と短所を知り尽くし、それを自身のシャンパーニュ造りに活かしているのです。」
営業日のご案内
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